各種検査について
診療案内:検査内容
●胃がん・肺がん・大腸がん検診
癌は早期発、早期治療が肝心です。
胃がん検診:胃カメラ検査・採血検査
肺がん検診:レントゲン検査・喀痰検査
大腸がん検診:便潜血検査・大腸カメラ
● 胃内視鏡検査(胃カメラ)
眠っている間に終わる消化管内視鏡検査です。
胃潰瘍・消化管潰瘍・胃ガンなど早期発見に有効です。
検査時に喉の麻酔以外に、ごく少量の麻酔手術時に使用する注射(鎮痛麻酔薬)により、眠っている間・もしくはウトウトとしている間に検査をいたします。
吐気が強く出るかたには特におすすめです。
保険診療で行っております。
診療時間内は常時受付しておりますが、胃カメラを実施する医師不在時(往診など)でお待たせすることがないように、事前にお電話を頂けるとスムーズに検査を受けられます。
注:検査当日は朝食抜きでお越しください。前日21時以降の飲食は控えてください。
●ヘリコバクター・ピロリ菌の検査・治療
来院当日の検査可能です。血液を採取して検査します。
いつも胃の調子が悪く市販の胃薬などを飲んでいる方、胃潰瘍を再発しやすい方ピロリ菌が胃の中にいる可能性があります。
日本では50歳以上の方に感染率が高く約8割の方が感染していると考えられており胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃ガンの原因といわれています。
1週間の内服薬治療で90%以上の方で菌がいなくなります。
しっかり除菌すると、その後潰瘍のお薬を飲む必要がなくなる方が多く胃潰瘍の再発もほとんどありません。
●CT検査
体の内部(輪切り)写真をとる検査です。
- 頭部: 脳出血・脳梗塞・脳腫瘍
- 胸部: 肺がん・肺炎・肺嚢胞・肺結核
- 腹部: 肺がん・膵がん・腎がん
などの診断に使用します。
●花粉症・アレルギーの検査・治療
検査:採血によるアレルギー検査。原因物質のおおまかな特定
治療:症状がでる前から治療を始め、花粉飛散終了まで(予防的治療・初期療法)
予防的治療は、花粉飛散がはじまる1~2週間前からお薬を服用し始め、本格的シーズンにはお薬の効果がしっかり効いている状態をつくっておき、その ままシーズン中も続けて服用することにより、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなど症状が比較的軽くてすむという治療法です。
【導入方法】
一般的にスギ花粉は2月・ヒノキ花粉は3月です。
症状が強くなってから治療を始める治療法です
【維持療法】
よくなった症状を維持する為に維持療法を続けます。
【お薬】
比較的眠気の少ないお薬などを選ぶことができます。花粉症のお薬で眠くなることがある方はお申出ください。
●骨粗鬆症の検査・治療
日本人の10%が骨粗鬆症と言われています。
高齢者では、転んだ拍子の骨折が寝たきりにつながります。
骨量を定期的にチェックして骨粗鬆症を早期発見してください。
週1回 1錠のお薬などで治療できます。
閉経前後の女性は特にホルモンの影響などで骨がもろくなり7割の方が骨粗しょう症にかかるといわれています。
最近では若い女性の骨粗しょう症も増えています。
●物忘れ外来・認知症診断検査
認知症・アルツハイマー病
認知症診断テスト(長谷川式テスト)・CT検査による脳萎縮・脳血管障害の有無などを検査します。
認知症が進行すると介護の必要性が高くなります。
当院では、認知症の方の介護申請などもお手伝いさせて頂きます。
●採血検査、尿検査
糖尿病、高脂血症、貧血、アレルギー、肝障害、心不全、各種癌、甲状腺疾患など、検査では様々な疾患がわかります。
年に一度でも、健康管理の為にレントゲン検査などとあわせて検査を受けられることをお勧めします。
●スパイロメーター
息苦しさ、咳・痰がなかなか止まらない、息切れがするなどの症状が続いている方は、一度この検査を受けてみられてください。